こんにちは、ユウジです。
先日、キャンプに連れて行った友人からこんな相談を受けました。
キャンプを趣味として始めたい。
でも何から揃えればいいかわからないから、とりあず最低限必要なもの、おすすめのものを教えて欲しい!
僕もキャンプを本格的に始めるときは、非常に悩みました。
お店を何店舗も回ったり、血眼になりながらネットで調べて探したりしてました。
キャンプブームがきている昨今、同じ悩みを抱えている方が他にいるかと思いますので、
キャンプ歴5年の僕が回答していきたいと思います。
キャンプを始めるのに必要な道具はたったの6つ!
初めてキャンプを楽しむには、たったの6つの道具を揃えれば十分です。
- テント
- グランドシート
- シュラフ(寝袋)
- チェア
- テーブル
- ガスバーナー
テント
テント泊を考えている人は当然必須です。
コテージ泊やベテランキャンパーになるとタープ泊という選択肢もありますが、
キャンプといえばテントみたいなところあるので、とりあえず持っておくべきでしょう。
グランドシート
テントの汚れを防ぐ、地面からの熱を防ぐ効果がありますので、ナメてはいけません。
テントの大きさに合ったものを買いましょう。テントより少し小さめがオススメです。
テントが収まるくらい大きい方がいいんじゃない?と思う方もいるかと思いますが、断然小さめをオススメします!!
大き過ぎると、雨の時にグランドシートに水が溜まりテントの下から浸水するという悲惨な状況に陥ります。
せっかく買ったテントが水浸しになる方が嫌ですよね?
シュラフ
デイキャンプ(日帰り)でなければ、必須です。
キャンプスタイルによっては使わないこともありますが、持っていない人はいないでしょう。
シュラフ(寝袋)は大きく3つのタイプが存在します。
- マミー型
- 封筒型
- それ以外
それぞれ特徴や用途があるので自分に合ったものを選ぶのがベストです。
キャンプ場は山の中にあることが多く、夜になると夏場でも思った以上に寒くなります。
あとは羽毛量などで適正な気温などが設けられているので、キャンプをする時期に合ったものを選びましょう。
シュラフは別記事で深堀りしたものを書きます。
チェア
はじめは、テーブルの高さに合わせたものを選ぶのがベストだと思います。
ゆったりくつろぎながら、コーヒー、ビールを飲む。最高ですよね。
テーブル
テーブルも種類がたくさんあります。
木製のものからアイアンのものまでたくさんです。
大前提でキャンプに持っていける折りたたみ式の持ち運びやすいものを選択しましょう。
個人的にはロースタイルが好きなので、足の低いものがオススメです。
ガスバーナー
料理をするには火って絶対使いますよね?
お湯沸かしたり、温めたり、焼いたりこれ一つでなんでもできます。
ガス式なので、簡単に火が起こせますしガスバーナーから始めるといいと思います。
必要性が伝わったかと思います。
もちろん、食事をしたりするのにカトラリーなど必要ですが、とりあえずは自宅にあるもので十分です。
キャンプを続ける!もっと楽しいキャンプがしたい!という人は、物欲の権化と化し毎日のようにAmazonの箱を開封することになるはずです。
ソロキャンは、こんな方にオススメ!
- 自由にのんびりしたい方
- ツーリングキャンプを始めたい方
- 1人の時間が大事な方
- 軽自動車を持っている、運転できる方
ちなみに僕はソロキャンもしますし、グルキャンもするハイブリットキャンパーです。
おかげで自宅はキャンプ用品に埋もれています。
家具のほとんどがキャンプ用品という感じになってしまいました。
でもキャンプ用品っておしゃれなものが多いので、インテリアとしても使用している方も多いです。
キャンプ歴5年の僕がオススメするキャンプデビュー道具をご紹介します。
テント
ソロキャンを始める方にオススメなテントを紹介します。
機能性、デザイン、大きさ、設営のしやすさを考慮して選定をしました。
【テンマクデザイン(tent-mark)】CIRCUS TC
まずは、テンマクデザインから発売されているCIRCUS TC(サーカスTC)です。
ワンポール式のテントで、コットン混紡生地というポリエステル×コットン生地を使用しています。
ワンポールテントは中心にポールを立てるだけなので、初心者でも設営が簡単です。
この生地ですが、焚き火の火の粉が舞っても穴が開きにくく、水に濡れると生地の繊維が拡張することによって防水性が生まれます。
通常のテントですと、経年劣化するウレタンコーティングが施されているのですが、このサーカスTCは使用していないので長く使用できます。
ただし、コットン素材を使用しているため、雨などで水に濡れた場合はしっかりと乾燥させないとカビが生えます。
きちんとメンテナンスができる方にはおすすめのテントです。色味も見た目のかっこよさも兼ね備えたいいテントです。
Amazonだとプレ値がついているので、買う際は気をつけてください。

【モンベル(mont-bell)】ムーンライトテント3型
こちらのテントは【吊り下げ式】という方式を採用したテントです。
名前の通り月明かりでも素早く設営可能なテントですので、初心者にもおすすめです。
雨の多い日本の気候に優れた防水性、通気性が魅力です。
また、ツーリング時の積載にも嬉しいかなりコンパクトな仕様です。
老舗のアウトドアブランドという信頼感と技術力も購入のポイントになるかと思います。
1つ難点は、【ゆるキャン△】というアニメのリンちゃんが使用していたこともあり、Amazonだとプレ値がついてますね。笑
グランドシート
グランドシートは、テントに合ったものを買うのがベストです。
地面に直に敷くものなので、あまり高くなく、汚れても気にしないものを選びましょう。
今回は紹介した【パンダTC】【ムーンライト3型】に合うものを紹介します。
CIRCUS TC用
【ibeamed】5角形 グランドシート
CIRCUS TCは、インナーがないので直に設営することになります。
テンマクデザインのワンポールテントユーザーは、コット(ベッドのようなもの)を使用していることのことが多いです。
しかし、いきなりコットでというのも不安だと思うので、グランドシートを敷いて使用できるものを紹介します。
まず、サイズを確認していきます。
【CIRCUS TC】
【ibeamed 5角形 グランドシート】
ほぼ同じどころか、はみ出しもないまさにシンデレラフィットです!
CIRCUS TC公式のグランドシートと謳ってもいいほどのサイズ感ですよね。
CIRCUS TC購入した方はこれ一択だと僕は思います。
少し値段が高めなのが唯一の欠点ですかね…
ムーンライト3型用【Ufanore 多機能レジャーシート】
ムーンライト3型にぴったりのグランドシートはモンベルからも出ているのですが、人気なためか、販売しているのを見たことがありません。
ほぼ同じサイズの【Ufanore】多機能レジャーシートがおすすめです。
モンベルから発売されているムーンライト3型のグランドシートサイズは下記です。
【サイズ】205×160cm
対して、【Ufanore】多機能レジャーシートのサイズは下記です。
【サイズ】210×150cm
ほとんど同じですね!十分だと思います。

シュラフ(寝袋)
冒頭でシュラフには種類があると話しましたが、コンパクトさを求めるのであれば【マミー型】がおすすめです。
封筒型もコンパクトなものはあると思いますが、今回はマミー型をご紹介したいと思います。
【コールマン(Coleman) 】コルネットストレッチ2 L0
コールマンのマミー型のシュラフです。
使用温度が0℃なので、春夏秋向けですね。
マミー型は、体に密着するので保温性が高いのですが、夏になると地獄が待っていることがあります。
足元がめちゃめちゃ暑い。
しかし、このシュラフは足元がファスナーで開くようになっています。
シュラフに包まったまま移動も可能です。手も出せるので携帯いじったりもできます。めっちゃ便利です。
- 快適温度:0℃以上
- 使用時サイズ:約79×198cm
- 収納時サイズ:約φ20×39cm
- 総重量:約1.5k
【リクライ(LICLI)】シュラフ
最低温度:-5℃なので、真冬以外は使用できるシュラフです。
こちらも足元が開く対応なので、温度調節ができる点が良いですね。
8色ものカラーバリュエーションがあるので、気に入ったものが買えそうです。
そして最大の魅力は価格です。2,980円と衝撃のやすさ。
Amazonのレビューも多く、初めてのシュラフ購入には良いのではないでしょうか?
最低温度:-5℃
使用時サイズ:縦220cm(本体190cm フード部分30cm) 横75cm(展開時150cm) 厚み2cm
総重量:約1.8kg
テーブル
ソロキャンは荷物を極力大きくしないのがベストです。
今回はツーリング、車どちらでも使用できそうなものをご紹介します。
【ソト(SOTO)】 ポップアップソロテーブル フィールドホッパー ST-630
持ち運びに特化した、コンパクトテーブルです。
耐荷重3kgですが、アルミ素材なのでスキレット、ポッドなどの熱いものを載せても問題ありません。
たたむとA4サイズまで小さくなる上、重量が395gと軽すぎます。
キャンプ以外でも、登山にもオススメです。
【Linkax】アルミ製 アウトドアテーブル
ロータイプの軽量テーブルです。
耐荷重が30kgと普通に使用する分には十分です。
高さも一般的なローチェア(35~40cm)とぴったりなので、ロースタイルでの使用が向いています。
重さも1kg以下と軽量なので、まさにソロキャン向きです。
縦35cm×横39.5cm×高さ32cm
折りたたみ時(縦6cm×横13cm×高さ44cm)
重さ約900g
材質:アルミニウム
耐荷重:30kg
付属品:キャリーバッグ
チェア(椅子)
ソロキャンということで、コンパクトで軽量、座り心地が良いものを選定しました。
キャンプをすると椅子に座っている時間が多いので、いいものを選んだほうがいいでしょう。
【ヘリノックス(Helinox)】 チェアワン
アウトドアチェアの重鎮、ヘリノックス(Helinox) のチェアワンです。
僕も愛用していて、本当に買ってよかったと思ってます。
購入の決め手は、コンパクトで軽量、そして何よりも座り心地が素晴らしいです。
モンベルに展示されていたので、座ってみたら気付いた時には買っていました…。
包み込まれるような座り心地が最高なチェアです!
【エーライト(ALITE)】 メイフライチェア (Mayfly Chair)
蝶々のマークが特徴的なエーライトのメイフライチェアです。
座り心地はもちろん、丈夫で軽く持ち運びがしやすく、まさにソロキャン向きと言えるでしょう。
僕のおすすめポイントは脚の構造です。
脚が全て地面接するので、安定性抜群、かなりのロースタイルなのでくつろぐのに最高なチェアです。
こちらもアニメ「ゆるキャン△」でリンちゃんとなでしこが使用していることで人気に拍車がかかり、価格が高騰していることがあるので、要注意。

ガスバーナー
はじめに、ガスバーナーのガス缶には【OB缶(アウトドア缶)】【CB缶(カセットボンベ)】の2種類あります。
どちらもそれぞれいいところがあるのですが、本記事はキャンプ初心者対象なので、今回はCB缶タイプのガスバーナーのみ紹介します。
理由は、カセットボンベは簡単に手に入るからです!コンビニでも買えるぐらいですからね。
万が一、忘れた時も手に入れることができるので安心です。
【ソト(SOTO) 】シングルバーナー ST-301
おすすめのガスバーナーを聞かれたら必ず紹介します。そして僕も愛用しています。
理由は、バーナー部分とCB缶が離れているからです。ガス缶の近くで火が出てたら怖いですよね?
もちろん、気をつけて使用していれば問題はないのですが安心感が違います。
機能面でも五徳が大きく熱が伝わりやすい構造をしていて火力調節も簡単です。
あとは点火スイッチが付いているので、ライターなどでの着火をしなくていいので、初心者の方におすすめできるポイントです。
【ソト(SOTO)】 Gストーブ ST-320
こちらもCB缶タイプなので、燃料の入手が簡単でオススメです。
こちらのタイプは五徳部分がV時になっており、風防効果もあり風がある時に効果を発揮します。
紹介した【ST-301】よりも燃焼時間が長く、軽量なのが魅力です。
火力は【ST-301】より弱めですが問題ないレベルです。
シングルストーブ比較 | ソト(SOTO) G'Z シングルバーナー ST-301 | ソト(SOTO) Gストーブ ST-320 |
発熱量 | 3.7kw (3,200kcal/h) | 2.1kw (1,800kcal/h) |
使用時間 | 約1.4時間 | 約2.1時間 |
本体サイズ(使用時) | 190x176x83 | 153x195x77 |
本体サイズ(収納時) | 160x90x90 | 142x78x25 |
本体重量 | 640g | 380g |
ゴトク径 | 直径200mm | タテ85mm ヨコ90mm |
燃料種別 | CB缶(カセットボンベ) | CB缶(カセットボンベ) |
燃料特徴 | (1)比較的廉価 (2)入手しやすい (3)扱いやすい | (1)比較的廉価 (2)入手しやすい (3)扱いやすい |
商品特徴 | (1)強力火 (2)大鍋も置ける大型ゴトク (3)分離型タイプ (4)経済的なCB缶 【おすすめ用途】 登山トレッキング ツーリング キャンプ | (1)衝撃に強く薄型のNOTE型 (2)本体ケースが風防の役割も 【おすすめ用途】 登山トレッキング ツーリング |
※Amazonより引用
まとめ
ソロキャンは比較的始めやすいと思います。
バイクを持っている人であれば、キャンツー(キャンプツーリング)仲間を探してみると楽しいですよ!
揃えるのが大変と思う方は、レンタルを利用してみるのがいいと思います。
素敵なキャンプデビューしてくださいね!